それでも俺は走っている

とある自転車乗りの日記です

西日本チャレンジロードレース

今回の相棒は…

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photo by イナウエ

運動会でのお母さんの如く、ケータイとカメラの2台構えている(だが息子を撮っているわけではない)この方ササキさん。

レースが12時からとゆっくりなので、当日出発でもよく寝ても余裕を持って会場に9時半過ぎには到着。


さっさと受付を済ませて、レースに向けての準備。

と言いつつ、ホビーと登録が併催なので、日頃会うことが少ない中国圏の知り合いと談笑…しすぎる。

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photo by ササキさん

先にサインを済ませてローラーでアップ。

軽く脚を廻して、1分ほどシッティングで上げて、また軽く廻す。


そして、U23のゴールを見届けようと思っていたら、ゆっくりしすぎて見逃す…

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photo by マートさん

SAUCEのアキオ選手はニューバイクのエアロードで無事に全日本の出場権を獲得できたみたいだけど、サンペイ選手は惜しくも18位。

でも、ロードレースのキャリアの短さを考えると、今後の伸びに期待!


次は自分のA-Eのレース。

イナーメンバー
岩月さん、龍太郎、ユキ、ドメさん、イナウエ。

目標
15位以内で日本選手権の出場権を獲得。

自分の目標のために、龍太郎とユキはアシストとして動いていいよと快諾してくれたので、これは尚更失敗できない。


だが、シマノとヴィクトワールのみがほぼフルエントリーなだけでいつもとは少し違うメンバーの状況でどういうレース運びになるのか。

1周目
いつも、スタートでもたつくけど、最近ミスらなくなってきて、この日もスタートはバッチリ決まる。

いつもホームストレートから下り入り口に向けての左カーブでイン側が詰まるので、位置取りに気を付け入る。


人数とチーム力で抜けているシマノが初っぱなから、攻撃を仕掛けてくる。


自分もそれで集団の中切れを受けるのは勘弁なので前へ。

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photo by マートさん

1回目の三段坂を終えて下りに入ったところで、シマノ2名ほど、ヴィクトワール等々数名が抜けようとしたところに自分も乗っかりにいってみる。

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photo by おくりさん

即行で吸収されたから、引かなくていいのに無駄引き炸裂。


案の定ヘアピン後の登りで、シマノの選手とUKYO reveの選手がアタックが…

2周目
ホームストレートのペースが速い…
要らんことせんかったらよかった…


なんとか苦しみながらも我慢して、下りに入る。

ここに入ってしまえば、しばらくは多少ながらも脚を休められる。


だがしかし、この下り区間シマノ数名とヴィクトワール1名の逃げが出来てしまう。

更に、久々のJPTの選手も混ざっているレースで、日頃なら全く前に出ない自分がらしくないことをしたため、脚がない気がする…


けど、ユキにシマノの動きに反応できるようなら、反応してくださいと言われていたので、三段坂の三本目でシマノが数名でもがいて来たので、自分も何とか追いすがり、数名で抜け出す。


そこにユキも追走で来てくれたが、後ろも逃げを許してくれず、ユキから「集団に追い付かれた」という悲しいお知らせ…


3周目
2周目の下りで出た逃げはそのまま。

慣れないことしてる自分の脚はまあまあ悲鳴をあげてる感じ(笑)


それを見かねてか、龍太郎とユキに揃って「ここからは無理せず脚を残せ」とのお達しが。


それでも、前半の下り区間からの登り返しではここ最近の広島でのようなバックファイアー寸前といった様子はない。


前は相変わらず、シマノ対イナーメ、VC平地マン、FIETS伸成さん、徳島instinctの方でドンパチというか、逃げるシマノを必死で追う展開。

そして、三段坂へ。
一段目で野中選手のアタックにシマノが数名反応。

自分もユキから「キナンが必ずアタック来るから行って」と言われていたので反応するが、若干ポケットされてた上に全くキレなくまるで追い付く気配なし…

野中選手のブログではあそこまで脚をためていて、その日一の全開走りだったみたい。

そりゃじり貧の自分では対応できるわけない。

こっちは一段目で脚をカッツカツまで使ってしまったから、さあ大変。

後ろに来るな来るなと願うも三段目で集団に追い付かれる…


あー、ヤバイよーと思っていると、脚も心もヨレヨレの自分のお尻をユキが押してくれたお陰と頂上付近でSAUCE岡山メンバーやササキさんの檄で、何とかここを乗りきる。

4周目
ホームストレート辛い…

が、そこを少し我慢すれば下れるので、まだ気持ち的に我慢できる。


そして、いつもなら下り途中の登り返しでもっと辛くなるのに、それが無かった分なんとか回復する。


下り区間の小さいアタックは龍太郎がひたすら潰してくれて、ユキは位置取りの下手さに定評のある自分を誘導。

完全にお守りされてるよね、これ。


そして、三段坂で、またもシマノがペースをあげていく。ですよねー

だけど、そんなキレのいい上がり方も出来なかったが、ユキがイーブンでいいペースで登ってくれて、そこにしがみついて下りに入れば、龍太郎が集団を果敢に引き続けてくれる。


5周目
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photo by おくりさん

4人が引き続き逃げているが、集団もかなり小さくなっている。

龍太郎が自分が引かなくていいように前を引いてくれてるのに、ホームストレートでまた自分が無駄に引いてたので、ユキに手綱を引かれて下がる。


が、下りに入ったところで、FIETSやんぼーに逃げの4人に追走に入っていた、シマノへのブリッジを許してしまう…

こういう時のために脚ためて、俺がいかなあかんかったのに…


もうここからは新しい動きも生まれず、前の4人との差も埋められず、三段坂で大きな動きも無いので、今どんぐらい集団に残ってるのだろうと気になり、龍太郎に話しかけると「後ろのことなんて考えてんじゃねぇ」と怒られる サーセン

それでも、三段坂の三段目で若干バラけてクリアになって、自分も単独気味に下りに入ってしまって、後ろから来た龍太郎トレインとの速度差のあまり、「速い!!」といって速度を落とさせてしまった…情けない…


そして、スプリントへ。
ヘアピンに入る前に龍太郎に「登り坂では絶対にかけない。我慢して。」と言われる。

自分のパターンだと登り坂でかける気満々だったけど、15位以内を確実にと言う意味では龍太郎の意見が正しい。


龍太郎も残りの力使ってギリギリまで引き続けてくれる。

そして、横から勢いのいい人たちが上がってきたので自分もラインを上げてもがく。

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photo by マートさん

何人かは交わせたけど、自分が15位以内を獲れたのかは正直わからず、みんなには大丈夫と言われながらも、ひたすら不安な時間を過ごす…

そして、湾岸の雑賀さんが「リザルト出たよー」と…

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photo by ササキさん

ユキ12位
イナウエ13位
雑賀さん15位

何とか出場権獲得(^^;)

ユキが監督にも報告だと言うことで電話。

そのあとは着替えてダラダラして、B-3のレースを観戦。

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photo by ササキさん

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photo by マートさん

関西高校のコータ君が見事3位入賞!

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そして、折角なので帰りは岡山に立ち寄って、SAUCE岡山メンバー(クエゴさん、アキオ君、追加召集で萬谷君)、FREE SPEEDの多田君、やんぼー、コータ君、ササキさん、イナウエで焼肉食べて圧倒的回復!!

写真は押し付けられた枝豆食べてるけど(笑)


今回は結果しては目標達成だけど、内容としては自分のポンコツっぷりを改めて晒した感じで…

土日の宇都宮では、ユキと龍太郎に恩返しできる走りをしたいところ!